色留袖と付け下げを見分けるには？

友達からのふとした質問をされました。

色留袖か付け下げかわからない着物があると。

その着物は、

・上半身には柄はなし

・裾にだけ地味な柄が入っている

・絵羽にはなっていない色物

・抜き紋が一つ入っている

・比翼はついていない

これは色留袖ではなく、付け下げなの？ということでした。

答えは、先に言いますと付け下げ扱いになるはずです。

これは私が着物を買取り業者に売る際に聞いた話ですが

この場合、一つ紋で比翼も付いていないなら付け下げとのことでした。

しかし、三つ紋を着ければ色留袖になるかどうかでは、裾の柄の雰囲気にもよりますとのこと。

格の高い雰囲気ならば、もとは色留袖として染められた反物ということもあるので、三つ紋・五つ紋で比翼や襲で着れば色留袖になります。

少し、インターネットでも調べてみましたが　こうやって考えてみると一概に判断するのは難しいとも言えますね。

留袖の変わった有効活用

着なくなった留袖をで、売るにしても値段の付かないようなものは

捨てるか、誰かに知人に譲る以外ないと私は思っていました。

しかし、世の中にはいろんな人がいるもので、

誰かの為に役に立てたいとか、飾る、リメイクするなどいろいろなことに

活かすこともできるみたいですね。

着物好きな友達の話では、着なくなった留袖をつかって縫い返しの練習に

使っていたそうです。

練習として使うなら、失敗しても無駄ではないし、何度でも使えますし

また実際の留袖を練習として使えるのですから利用価値はありますよね。

これは物としての利用価値より、和裁の練習としていいエコとして

成り立っているんだなと思いました。

反物の買い取り相談

今回、反物を売りたいという友達から相談を受けました。

それは、友人の祖母がむかし着てた着物や反物を売りたいとのことで、
洋服の中古買取店に相談するの方が高く買取ってもらえるのかとのことでした。


結論からいうと、反物は、洋服の買取店で買取しているところはありますが
着物買取専門店であれば、専門知識を持った人が多くいて
しっかりとその価値をわかっているので
買取査定額に納得できるのではないかと私は思っています。

大島紬や結城紬の価値もわからず安く買取られてしまっては、
納得もいきませんでしょうから。

やはり、相場も売る側ってなかなか分かりづらく把握もしづらいものですから。
だいたい買取ならなんでもやってるお店というよりかは
特化した経験豊富なお店に売る方がなんにせよ安心ですしね。

友達は、着物買取の専門店の存在を知らなかったので
売るお店を決める前にそのことがアドバイスできて
よかったと思います。

廃業の呉服店で大量の着物を売りたい

ちょっと意外な相談を受けましたが

それが、廃業に伴う呉服屋の着物の処分でした。

友人の両親が営む呉服屋が、このたび売り上げの低迷により存続が難しいとのことで

店舗を閉店し、廃業することになったそうです。

呉服屋なのでもちろん多数の着物やそれに関わる小物類なども

多く残っているそうです。

ある程度の量はセールなどではけることができたそうですが

それでもまだ残っているということで、

その後の処分に困っていました。

流れとして卸問屋や着物のリサイクル店舗に頼もうかと

ちょうど悩んでいるみたいです。

大量な着物等は通常店舗廃業に合わせ、廃業店の整理業者などがそういったものもまとめて処分してくれるところもあるそうですが

せっかくの新品の着物ですから、お金をかけて処分するなら着物を売ってお金をもらえる専門の着物買取業者にお願いしたほうが断然よいのです。

私が以前、利用したスピード買取.jpでは、

着物の多い少ないに限らず、まとめてしっかりと買取査定の対応をしてもらえるので

是非専門店で処分することをすすめました。

意外とこういったまとめて買取ってくれる専門業者って

いざ探すとなったら、どういうお店があるか普通はわからないものですよね。

振袖の高額買取価値

いろいろ調べていくうちに、実は振袖は実は高額で買取れるようだということを知りました。

どんなものがその対象かといいますと

それは新品で良い状態のものほど高額となる可能性が高くなるそうです。

他にも素材や絵柄も関係するそうです。

下記、ざっと箇条書きでまとめてみました。

• 新品かつ状態が良いもの
• 振袖にダメージが極力ないモノ
• 正絹
• 流行っている絵柄
• どの年齢層からも好まれる色
• 仕立ての直しができる大きめのサイズ（身丈：160cm以上、裄丈：65cm以上）
• 有名な作家もの
• 伝統な産地で作られた工芸品

有名な作家は多くありますので、その作家によりまた変わってくることもあるそうです。

振袖といっても奥が深いですよね。

振袖の処分について

学生時代の友達で着物買取で困っている友人がいました。

それは、振袖で20年以上前に購入したみたいで、

2～3度着ただけの振袖をどう処分しようかということでした。

友人はネットを使って買取り先をしらべたりしていたみたいですが

どこに売っても買取金額は同じなんじゃないかと思っていて

どこがいいか迷っているみたいでした。

やっぱり、いくつもある買取業者の買取実績の価格をみても

まったくの同じ状態の同じものではないので

比較をしようにも同じ比較はできないことも理由として言っていました。

なので、金額の妥当性や判断する手段があるのかということを疑問に思っていたみたいです。

私の着物買取の経験からいうと、一つは着物状態ですね。

状態は新品のものから使いふるしたものまねたくさんで、当たり前かもしれませんが

使い古した状態は生地も傷んでおり、場合により破けてしまっているものなども

それにあたります。

査定員さんいわく、状態は重要でいかに良い作家の貴重な着物といえど

状態が悪ければやはり買取金額も下がってしまうのが通常であるということでした。

着物に限らずこれは帯や小物にも言えることですね。

着物はやっぱり買取専門店がいちばん

そういえば、先日初めてに着物買取の話を友人に伝えたときに、実は他の友人にもその友人が話しをしていたとのことでその人の話も聞くことができました。

未使用の着物を売りたいとのことでしたが、その人は買取りにあたって最もお金がよいのは質店だと思っていたそうです。

あと、ネットで売れるオークションなんかも、検討していたみたいでした。

当たり前ですが、これらの方法もそれなりに売ることは可能なんですよね。

質店は、かなりそのお店によってばらつきはあるみたいで、二束三文の判定をされるところもあるみたいです。

オークションは、売りたい人と買いたい人のタイミングがマッチしているときは

それなりの価格もありえそうですが、そのタイミングを知ることはなかなか難しく実際はそうそう高く売ること、ましてやいい落札者さんにあたることも簡単とは言えません。

オークションはわたしも、使わなくなった電化製品で経験はありますが、

その時はあとからいろいろと希望を言われたり値段交渉されたりと相手のタイプによってすごいスムーズにやりとりがいかない不快な思いをしたこともあります。

その点、専門の買取り業者は、無駄なことはなく、スムーズにこらちの望んでいる流れでやりとりができるので不満はないと思います。買取り金額に自分が了承さえできれば特に何の問題もないと思います。

ですので、その友人にも是非専門の買取り業者を使ったほうがいいとすすめておきました。